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国営の日高種馬牧場の開設以後、防風林や鑑賞木として桜のみならず、松や楓など様々な木々が植えられました。 明治41年に事務所より北に場内通路沿いや草地に1000本の桜を植裁、昭和5年から8年にかけ入口から事務所まで1150本を増植栽し並木が完成しました。 数年前より樹勢回復の手入れや植栽、景観整備に取り組み、3kmに渡る1000本の桜のトンネルとして春の浦河の顔となっています。
自生か植栽かは不明ですが、明治40年の旧種馬牧場開設以後に鑑賞木として一帯に植栽されたと、当時の植栽台帳に記されていることからも植栽されたものであれば100年を越える古木です。オオヤマザクラのうち濃い赤の花色の「ベニヤマザクラ」。 2本にわかれた双幹木であることも特徴です。 毎年この桜を訪れ、幹を抱きパワーをもらっている人がいた事から長寿桜と呼ばれるようになりました。
カシワの根本に桜の種子が発芽し成長したことが推測されることから自生したもので、100年以上の古木と推測されています。 カシワは次の芽生えまで葉が落ちないことから、花言葉は「愛は永遠に」。 また、過酷な環境でも力強く生きることから「勇敢」とも表されています。カシワとの合体は大変稀で、可憐に寄り添うカスミザクラをカシワが優しく包み込む姿から良縁のシンボルツリーともいえます。
以前はこの木の向かいに農林水産省の事務所があり、職員やその家族を温かく見守ってきた威厳を感じさせ、どっしりと根を張っています。 幹の太さは道内でも有数とされ、螺旋状にねじれた幹枝は古木の特徴です。 長寿桜より数日早く開花し、枝張15mにも及ぶ満開時には非常に見応え十分で、まさに春爛漫の名桜です。
自生か植栽かは不明ですが、樹齢は100年を越えるとされる古巨木です。 白い花をつける数が少ない当町において、名のごとく満開となると霞がかかったように咲き誇るその姿は花の可憐さともあいまって心を和ませてくれます。 エゾヤマザクラより10日ほど遅く見頃を迎える桜です。
明治40年(1907年)の旧種馬牧場開設以後に鑑賞木として一帯に植栽されたことが、当時の植樹台帳に記されていることから、植栽されたものであったとしても80年を越えていると推定されす。最も特筆すべきは幹の太さで、幹周りは北海道一を誇っており、枝張りは四方に約10mと良形を保ちそびえ立っております。しかし、通常立ち入る事が出来ないロケーションのため知る人ぞ知る名木となっておりました。 名称の由来は、近くを流れる『オバケ川』から由来しており、JRA日高育成牧場によって名付けられました。その名の通りまさにモンスター級の巨木と云えるでしょう。
優駿さくらロードの桜トンネル、今年はライトアップ予定です。